人気俳優・佐藤健さんといえば、多くの女性ファンを魅了するイケメン俳優として知られています。
しかし、実は高校時代は今とは正反対の”陰キャ”な学生生活を送っていたことをご存知でしょうか?
今回は、佐藤健さんの意外すぎる高校時代のエピソードを詳しくご紹介します。
佐藤健の高校は偏差値67の進学校出身

佐藤健さんは埼玉県立越谷北(こしがやきた)高等学校の出身です。
同校は偏差値67という埼玉県内でもトップクラスの進学校で、東京大学や一橋大学、早稲田大学などの難関大学に多数の合格者を輩出している名門校です。
興味深いことに、社会学者として有名な古市憲寿さんも同校の先輩にあたり、佐藤健さんと同じ高校出身です。
高偏差値の学校ということもあり、SNSなどでも、佐藤健さんの頭の回転が速いと話題になることもあるようです。
佐藤健の”陰キャ”エピソード

佐藤健さんの高校時代の孤立ぶりを物語るエピソードは他にもあります。
文化祭では、クラスでチアダンスをすることになりましたが、シャイな性格が災いして「1回も練習にも出ず、自分だけ出なかった」と告白しています。
高校生の時は、陰キャでモテなかったと語る佐藤さん。
「告白されたことはない?」という問いかけには、「高校の人にされたことはない…あっ、でもそれは嘘!1回や2回はあった」と訂正。
出典:スポニチ
それでも流石にイケメンなので告白されることはあったみたいですね。
さらに衝撃的なのは、「高校の運動会とかはすべての種目を棄権」していたということです。
体操部に所属していたにも関わらず、学校行事への参加を完全に拒否していました。
学生生活の思い出は、以下御本人の公式YouTubeでも語られています。
佐藤健の高校時代の部活動とアルバイト

佐藤健さんは高校1年生の時に体操部に入部しましたが、2年生で退部してしまいます。
その後はブレイクダンスに熱中し、学校帰りから終電まで練習に明け暮れる日々を送りました。
ブレイクダンス部を作ろうと試みましたが、仲間が1人しか集まらず断念。
それでも「ブレイクダンスに人生を捧げていた」と語るほど真剣に取り組んでいました。
高校時代のコンビニバイトでは、人生初の挫折を経験します。
岩槻駅前のセブン-イレブンでレジのアルバイトをしていた佐藤さんですが、「コンビニってやることがたくさんあるじゃないですか。思っていた以上にやることが多くて覚えられなかった」と振り返っています。
年下の先輩バイトに教えてもらってばかりで、「すみません」の連続だったそうです。
この経験について佐藤さんは「初めて『できない組』に回って、『できないってこんな気持ちなんだな』と気が付きました」と語り、人生の重要な学びを得たと述べています。
佐藤健の芸能界デビューへの転機と現在への影響

孤独な高校生活を送っていた佐藤健さんに転機が訪れたのは、高校2年生のゴールデンウィークでした。
友人と原宿の竹下通りを歩いていた際、現在の所属事務所アミューズのスタッフにスカウトされたのです。
当時の佐藤さんについて、スカウトした美容師は「髪はボサボサで襟の伸びたTシャツを着ていたりして、おしゃれに興味がない感じでした。加えて、猫背でボソボソしゃべっていて何を言っているのか聞き取れないほど。まるで山奥から出てきた熊のような見た目だった」と振り返っています。
佐藤健さんは当時の心境について「僕も高校時代は本当にやりたいものが何もなくて、将来の夢を聞かれても答えられないような学生でした」と語っています。
進路を決めなければいけない時期に差し掛かり、「どうしよう」と悩んでいた時にスカウトされたのが芸能界入りのきっかけでした。
最初は「面白そう」という軽い気持ちで始めた芸能活動でしたが、「何をしても楽しいという気持ちが強かった」「やっていくうちに楽しさや興味がどんどん湧いてきた」と振り返っています。
高校3年生となった2006年、佐藤健さんはテレビドラマ『プリンセス・プリンセスD』で俳優デビューを果たします。
そして翌2007年には『仮面ライダー電王』の主役に抜擢され、一気にブレイクを果たしました。
高校時代にブレイクダンスで培った身体能力が、この作品で大いに活かされることになります。
まとめ
佐藤健さんの高校時代は、現在の華やかなイメージとは正反対の、むしろ多くの人が共感できる「普通の悩める高校生」の姿でした。
友達を作れずに孤立し、恋愛もできず、将来の夢も見つからない──そんな等身大の高校時代があったからこそ、今の佐藤健さんがあるのかもしれません。
高校時代に「青春」を謳歌できなかった佐藤健さんですが、その後の芸能界での活躍を通じて、より充実した人生を歩んでいることは確かです。
現在は多くの作品で主演を務め、幅広い年代から愛される国民的俳優として活躍しています。
佐藤健さんの高校時代のエピソードは、「今がうまくいかなくても、きっと未来は変わる」という希望のメッセージを私たちに伝えているのではないでしょうか。
コメント