俳優として活躍するオダギリジョーさんと女優の香椎由宇さん。
二人の結婚は多くの人々を驚かせ、そして感動させました。
今回は、この素敵なカップルの馴れ初めから現在に至るまでの軌跡をご紹介します。
二人の歩みには、喜びや試練など様々なエピソードがあります。
そのすべてを乗り越え、今も強い絆で結ばれているオダギリさんと香椎さんの物語をお届けします。
オダギリジョー&香椎由宇の出会いと馴れ初め

オダギリジョーさんと香椎由宇さんの出会いは、2006年に公開された映画『パビリオン山椒魚』の共演がきっかけでした。
当時27歳だったオダギリさんは、16歳の香椎さんに「若いのに周りに媚びない、カッコいい子だな」と強く惹かれたそうです。
この出会いが、二人の運命を大きく変えることになりました。
興味深いことに、二人には11歳の年齢差がありながら、誕生日が同じ2月16日という共通点がありました。オダギリさんは「同じ誕生日は金正日以来だったので、びっくりしました」と冗談交じりに語っています。
交際中、香椎さんの両親は厳格な門限を設けていました。
オダギリさんは「失礼のないように、ちゃんとした形を常にとっておきたかった」と述べ、その門限を厳守して真摯に交際を続けました。
結婚までの道のりとプロポーズエピソード

約2年間の交際を経て、2007年12月27日、二人は都内のホテルで結婚発表の記者会見を行いました。
オダギリさんは結婚を決めた理由について、「来年から海外へ行く仕事が増えて、日本にいることが少なくなる。彼女も心配でしょうし、安心させたい思いがあった」と語りました。
プロポーズの言葉は特別なものではなかったようです。オダギリさんは「海外に行く前にご両親に自己紹介を済ませておきたいと思い、彼女に『お父さんに挨拶したい』と伝えた。
それが僕としてのプロポーズ」だったと明かしています。
結婚会見の約1か月前、オダギリさんは香椎さんの父親に二度挨拶に赴き、「娘をよろしく」と了承を得ていました。
オダギリさん自身、幼少期に父親が不在だったため、香椎さんの父親との出会いは大きな刺激になったようです。
そして2008年2月16日、奇しくも二人の共通の誕生日に入籍しました。
家族の絆を深めた試練と喜び

結婚後、二人の関係は良好で、公私ともに支え合っていました。
香椎さんは結婚から1年後、夫婦円満の秘訣について「一緒にいれば家族愛を感じる。まずは、支えあうことが一番ですね」と語っています。
しかし2015年、夫妻には大きな試練が訪れました。第二子である次男が生後わずか1歳で急逝する悲劇に見舞われたのです。
この出来事は二人に深い悲しみをもたらしましたが、長男の存在が二人を前向きにさせる力となりました。
2016年には第三子(三男)を授かり、家族の絆はさらに深まりました。オダギリさんは家事や育児に積極的に参加し、香椎さんをサポートしました。
香椎さんは長男出産後、女優活動をセーブし、家庭に専念しました。
しかし、近年は少しずつ女優業に復帰。2022年にはドラマ『恋なんて、本気でやってどうするの?』にレギュラー出演するなど、活躍の場を広げています。
2024年3月には約7年ぶりに公の場に姿を見せ、「子供たちも大きくなって、少しずつ自分の時間をつくれるようになりました」と近況を語りました。
オダギリさんも妻の復帰を全面的に支援しているそうです。
まとめ
オダギリジョーさんと香椎由宇さんの結婚と家族の物語は、多くの人々の心を温めるものです。
二人の出会いから結婚、そして困難を乗り越えて歩んできたエピソードの数々は、芸能ファンにとっても興味深く、心温まるものと言えるでしょう。
これからも互いを支え合い、家族を大切にしながら、それぞれの道で活躍していく二人の姿に、多くの人が応援の気持ちを寄せています。
オダギリジョーさんと香椎由宇さんの今後の活躍にも、ぜひ注目していきたいですね。
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