年越しを見守る顔が発表されました。
第76回NHK紅白歌合戦の司会は、今田美桜さん・綾瀬はるかさん・有吉弘行さん・鈴木奈穂子アナの4人。
放送は12月31日(水)19:20〜23:45、ことしのテーマは「つなぐ、つながる、大みそか。」。
朝ドラで“毎朝の時間”をともにした存在が、こんどは一年の結び目に立ちます。
いま時点で公式に決まっていること
司会は4人体制。
綾瀬はるかさんは6年ぶり4度目、有吉弘行さんは3年連続、鈴木奈穂子アナは2年連続での起用。
いずれも経験値の高い面々で、初司会の今田さんを支える布陣です。
放送チャンネルは総合・BSP4K・BS8K・ラジオ第1で、時間は例年どおり19:20〜23:45がアナウンスされています。
番組テーマは「つなぐ、つながる、大みそか。」。
放送100年の節目に、“音楽で年を結ぶ”合図のような言葉が選ばれました。
年の最後の数時間を、広い世代が同時に共有する——そんな空気が伝わってきます。
なぜ今田美桜なのか——2025年の“文脈”で読み解く
ことし前期の朝ドラ『あんぱん』でヒロインを務めた今田さんは、毎朝の時間に寄り添う“親密さ”を全国で獲得しました。
年末の大舞台に必要な“安心感”と“フレッシュさ”を、一人の司会者の中に同居させられる存在です。
さらに、放送100年という節目の“公式な場”で語り・進行に挑むことで、女優としての声の表情や現場対応力が一段深まるタイミングでもあります。
もう一つの今年の顔は、スポーツの現場に立つ人になったこと。
今田さんは『東京2025世界陸上』のアンバサダーに就任し、熱量の高いライブ現場での言葉の届け方を磨いてきました。
生放送の紅白と“ライブの現場感”は相性がよく、経験の往復が、司会としての柔らかさと芯を同時に強くします。
4人のバランス——綾瀬×有吉×鈴木×今田で“硬軟の幅”を広げる
艶のあるたたずまいで場を整える綾瀬さん、瞬発力で空気を和らげる有吉さん、全体を丁寧に運転する鈴木アナ。そこに、朝ドラ帰りの今田さんが“今年の顔”として真ん中に入る。
経験と初々しさのミックスは、紅白が得意とする“家族で見られる安心感”と“今年ならではの新しさ”の両立を生みます。
とくに、曲紹介やアーティストとの短い掛け合いで今田さんの素直な反応が出てくると、番組の温度が一段上がりそうです。
視聴・基本情報
放送日時:2025年12月31日(水)19:20〜23:45(途中ニュース中断あり)
  チャンネル:NHK総合/BSP4K/BS8K/ラジオ第1
  会場:NHKホール(東京・渋谷)
11/24「スペシャルイベント」は延期、来春の振替を予定
11月24日に予定されていた単独イベントは、諸事情により延期が発表されました。
振替は2026年春頃の開催を目指すとのこと。
紅白の司会として大みそかはテレビで、来春は会場で——楽しみを二度に分けて待てるのは、少しうれしいニュースでもあります。
朝の余韻を胸に、年の終わりへ。にぎやかなステージの真ん中に、やさしい声がひとつ。そんな紅白になりそうです。


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