ラッパー/シンガーとしてZ世代から圧倒的な支持を集めるちゃんみなさん。
タフなリリックと繊細な歌声、そして日韓ハーフの背景を活かしたトリリンガルスタイルで、唯一無二の存在感を放っています。
さらに2024年には韓国人ラッパー・ASH ISLANDさんとの結婚&第1子出産を発表し、2025年には挙式報告&紅白歌合戦初出場と、プライベートでもキャリアでも大きな節目を迎えました。
本記事では、2025年11月時点の情報をもとに、
- 基本プロフィール
- 生い立ちと多文化なバックグラウンド
- 音楽キャリアの歩み
- 結婚・家族
- 最新の活動・プロデュースワーク
などなど、ちゃんみなさんの“今”がまるっとわかるように整理していきます。
ちゃんみなの基本プロフィール

まずは、ちゃんみなさんの基本的なプロフィールを見ていきましょう!
- 活動名:ちゃんみな(CHANMINA)
- 生年月日:1998年10月14日生まれ(2025年時点で27歳)
- 出身:韓国生まれ、日本育ち(日韓ハーフ)
- 家族構成:日本人の父/韓国人の母(一人っ子とされることが多い)
- 言語:日本語・韓国語・英語のトリリンガル
- 職業:ラッパー、シンガー、ソングライター、プロデューサー
- 所属レーベル:ビクターエンタテインメントなどで作品をリリース
オフィシャルプロフィールでも「日本人の父・韓国人の母の間に韓国で生まれたトリリンガルラッパー/シンガー」と紹介されており、多文化なバックグラウンドとセルフプロデュース力がキャリアの大きな軸になっています。
生い立ち|韓国生まれ、日韓を行き来した幼少期
ちゃんみなさんは、韓国で日本人の父と韓国人の母との間に誕生。
母親はプロのバレリーナとして活動していた時期もあり、幼い頃からバレエや音楽に囲まれた生活を送っていました。
3歳頃まで韓国で暮らしたのち、日本を含む複数の国を行き来しながら育ったとされています。
幼少期から音楽漬けの毎日
ちゃんみなさんは、インタビューやプロフィールで以下のように語られています。
- 3歳からピアノ、バレエ、バイオリンなどを習い始める
- 母の影響でクラシック音楽やダンスに親しむ
- 物心ついた頃には「歌手になりたい」と話していた
と語られており、音楽に全振りした環境で感性が育まれていったことがうかがえます。
日本の学校になじめず、いじめも経験
日本の小学校に通い始めた当初は、日本語に不慣れだったこともありクラスに溶け込めず、いじめを受けた過去もあるそうです。
ランドセルを汚されたり、水に落とされたりといった辛い体験も明かしており、のちの楽曲で見せる“自己肯定感の揺れ”や“自分を守る強さ”にも通じる部分だと語っています。
そうした人生のバックグラウンドが歌詞にも現れており
- 居場所を探す苦しさ
- 否定されてもなお自分を肯定し直そうとする姿勢
などのテーマが感じられます。
キャリアの歩み|高校生ラッパーから、Z世代を代表するアーティストへ
ちゃんみなさんが、本格的にラップ制作を始めたのは高校生の頃だとされています。
自作曲「未成年 feat. めっし」「Princess」がネット上で話題に。
この2曲が大きく評価され、一気に「10代注目のラッパー」として脚光を浴びることとなりました。
この頃からすでにちゃんみなさんの特徴的なトラックメイクやダンスの振付など、すでにセルフプロデュースも確立されていました。
2017年「FXXKER」でメジャーデビュー
2017年2月、シングル「FXXKER」でメジャーデビュー。
ミュージックビデオは400万回以上再生され、続く「LADY」はiTunes HIP HOP/RAPチャート1位、LINE MUSIC総合チャート1位を獲得するなど、デビュー直後から強烈な存在感を示しました。
同年には「SUMMER SONIC 2017」「ULTRA JAPAN」など大型フェスにも出演し、ライブアクトとしても注目されるようになります。
その後も
- 3か国語をミックスした「I’m a Pop」
- “美”への違和感をテーマにした「美人」
- EP『note-book -Me.-』『note-book -u.-』
など、ラップとポップスの境界を軽やかに飛び越える作品を次々にリリース。
「THE FIRST TAKE」で披露した「美人」では、感情をむき出しにした歌唱が話題となり、“次世代を代表する歌姫”としての評価も高めました。
結婚・家族|ASH ISLANDとのパートナーシップと第1子誕生
2024年7月、ちゃんみなさんは自身のSNSで、韓国人ラッパー・ASH ISLANDさんとの結婚と第1子妊娠を同時に報告しました。
音楽シーンでは以前から親交のあった2人ですが、正式な交際期間などは明かしておらず、プライベートはあくまで“必要な範囲だけ”伝えるスタンスを貫いています。
2024年11月、第1子出産を報告
妊娠・出産期間中もライブやフェスへの出演を続けており、「自分のペースで音楽と生活の両方を大事にしたい」というスタイルを体現しています。
マタニティ姿でMVへの出演やメディア露出を行っていました。
そして同年11月には、第1子の出産を報告。
アーティストらしいエモいフォトとともに、報告をしています。
2025年11月、「正式に夫婦となりました」と挙式報告
結婚の報告から1年以上経過した2025年11月、ちゃんみなさんはX(旧Twitter)やInstagramで、ASH ISLANDさんとの挙式を報告。
どこか曖昧な形だったが、正式に夫婦になったことを幸せいっぱいに伝えました。
仕事と家庭の両方を自分たちなりのタイミングで整えている印象です。
プロデューサーとしての顔|No No GirlsとHANA
若い頃から音楽活動を続けていたちゃんみなさん。
自身がラッパーとして活動する傍ら、プロデューサーとしての一面も持っています。
ガールズグループオーディション「No No Girls」
2024年には、BMSGとタッグを組んだガールズグループオーディション「No No Girls」がスタート。
ちゃんみなさんはプロデューサーとして参加し、世界中から集まった応募者の審査・指導を担当しました。
このオーディションでは、「身長・体重・年齢はいらない。あなたの声と人生を見せてほしい」
という、外見よりも“声と人生”を重視するコンセプトが掲げられています。
自身も過去に見た目を理由にグループデビューを諦めた経験があるからこそ、同じように“NO”を突きつけられてきた女の子たちをサポートしたい――という思いが込められていました。
「HANA」を生んだプロデューサーとして紅白の舞台へ
オーディションから誕生したガールズグループ「HANA」は、2025年に本格デビュー。
その後の活躍が評価され、2025年の紅白歌合戦にはちゃんみなさん自身とHANAの両方が初出場を果たすことになりました。
出場歌手会見では、「1年前にオーディションを始めたときは、こんなにも早く紅白のステージに立てるとは思っていなかった」と驚きと喜びを語り、プロデューサーとしての成長とグループへの愛情をにじませています。
最新の活動・評価|“生き方”そのものが共感を集めるアーティストへ
ちゃんみなさんの活動は、「生きづらさの代弁者」としてZ世代から多くの支持を得ています。
VOGUEなどのインタビューでは、「嘘をつかないこと」「自分に正直であること」を大切にしていると語るちゃんみなさん。
- コンプレックス
- アイデンティティ
- 誰かに否定される気持ち
飾らない言葉で上記のようなテーマを表すことで、同年代の心に響いているようです。
また、海外からの評価も高く、日本だけでなく、韓国や海外のフェス・ライブにも積極的に出演。
YouTubeや配信プラットフォームを通じて、アジア圏を中心にファンを広げています。
自身がトリリンガルであるということもあり、今後もアジア圏にとどまらない人気が期待できそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか、最後にあらためてちゃんみなさんの魅力を整理していきます。
- 韓国生まれの日韓ハーフで、日・韓・英の3か国語を操るトリリンガルアーティスト
- 幼少期のいじめや居場所のなさと向き合いながら、音楽を通じて自己肯定感を取り戻してきた人
- 高校生で制作した楽曲がバズり、メジャーデビュー後もラップとポップスを横断しながら独自のスタイルを確立
- 2024年にはASH ISLANDさんとの結婚&第1子出産、2025年には挙式報告と紅白初出場で人生の大きな節目を迎えた
- ガールズグループHANAを生んだオーディション「No No Girls」のプロデューサーとしても、新しい才能を世に送り出している
音楽だけでなく“生き方そのもの”が物語になっているアーティストだと言えます。
紅白初出場や、活動圏が海外に広がっていくことを踏まえても、今後のさらなる活躍が期待できそうです!


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