氷川きよしは妖怪だった!ジェンダーレス表現の新境地!

氷川きよしのアイキャッチ

氷川きよしさんが自身を「妖怪」と表現し、話題を呼んでいます。

この発言の背景には、氷川さんの長年にわたる自己表現の変遷があります。

本記事では、氷川きよしさんの「私は妖怪」発言の真意と、そこに至るまでの経緯を詳しく解説します。

目次

氷川きよしの「私は妖怪」発言の経緯

氷川きよしさんの画像
出典:Instagram

2025年4月6日、氷川きよしさんは初めてのインスタグラム生配信(インスタライブ)を行いました。

この配信は、フジテレビ系アニメ『ゲゲゲの鬼太郎 私の愛した歴代ゲゲゲ』のエンディングテーマ「Party of Monsters」のデジタル配信開始を記念したものでした。

配信の終盤、視聴者から「男なの?女なの?どっちなの?」という質問が寄せられました。

これに対し氷川さんは、「私は妖怪です。なんかようかい?」とユーモラスに返答。

さらに「歌の好きな妖怪です」と付け加え、視聴者を驚かせると同時に笑いを誘いました。

センシティブな質問にも華麗に返す姿がとても美しいですね!

ジェンダーレス宣言から「KIINA.」としての活動

氷川きよしの画像
出典:Instagram

氷川きよしさんの性別を超えた「妖怪」発言は、突然のものでは無いようにも感じます。

実は2019年頃から、氷川さんは自身の性別表現にとらわれない生き方を公に語り始めていました。

デビュー20周年を迎えた2019年末のインタビューでは、「本当の自分を出さないように生きてきた」と告白。

長年 “演歌の貴公子” のイメージを背負い、女性的な美しさを封じていた苦悩を明かしました。

この頃から氷川さんは、「ありのままの姿でいたい」「ジェンダーを超えて自分らしく生きたい」と語るようになりました。

そして、「ジェンダーレス」であることを公言し、男性でも女性でもない自分らしさを追求する生き方へと踏み出しました。

さらに、従来の「氷川きよし」という演歌歌手像にとらわれない新たな表現者像として、「KIINA.(キーナ)」という名前を使用し始めました。

2022年には一旦歌手活動を休止し、約1年8か月の充電期間を経て2024年に音楽活動を再開。

復帰後はステージ上でも「氷川きよし」と併せて「KIINA.」と名乗るようになりました。

「妖怪」発言の背景にある自己表現への思い

氷川きよしの画像
出典:Instagram

氷川きよしさんが自らを「妖怪」と表現した背景には、性別にとらわれない自己表現を貫く姿勢があります。

男女どちらかを選ぶ問いに対し、「人間離れ」した存在=妖怪になぞらえることで、自分は既存の性別の枠に収まらない特別な存在だと示したとも解釈できます。

また、この「妖怪」という返しは、自身が担当する曲のタイトル(モンスター=妖怪)にちなんだ言葉遊びでもあり、「何か用かい?(何か用?)」という掛け言葉にもなっています。

性別を問う野暮な質問に対し、あえて人間ではなく「妖怪」と名乗る機知に富んだ対応に、多くの視聴者が驚きと笑いで反応しました。

この発言後、SNS上では大きな注目を集め、「そんな質問する方がおかしい」「自分は妖怪だって言うなんてカッコ良すぎる」といった称賛の声が相次ぎました。

氷川さんのユーモアとセンス、そして美しさに改めて感嘆する反応が多数寄せられています。

4. まとめ

氷川きよしさんの「私は妖怪」発言は、単なる冗談やアニメに絡めたサービス精神だけではありません。

長年培ってきた自己表現の哲学が垣間見える、意味深い発言だったのです。

性別の枠に収まらない存在として自分を表現し、「氷川きよし(KIINA.)」という唯一無二のキャラクターを貫く姿勢は、多くのファンに勇気と新鮮な驚きを与えました。

公的メディアでもこの発言はニュースとして取り上げられ、従来の性別観にとらわれない氷川さんの生き方が改めてクローズアップされています。

今後も氷川きよしさんは、自ら掲げた「妖怪(モンスター)的」な自由さをもって、歌謡界で新たな表現に挑戦し続けていくことでしょう。

氷川さんの更なる活躍と、ジェンダーレス表現の新境地に、これからも注目が集まりそうです。

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