二階堂ふみさんとの結婚で話題のカズレーザーさん。
お笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザーさんといえば、鋭い切り返しと知的なキャラクターで人気を集めていますが、彼のバイセクシャル公表も大きな話題となりました。
今回は、カズレーザーさんのバイセクシャル公表から、その後の言動やエピソード、そして世間の反応や影響力についてまとめてお届けします。
カズレーザーのバイセクシャル公表の経緯と反響

カズレーザー(本名:金子和令)さんは、芸能界デビュー当初から自身がバイセクシュアルであることを公言していました。
テレビで初めてカミングアウトしたのは、2015年11月放送のバラエティ番組「本能Z」(CBCテレビ)でのことです。
「実はバイセクシュアルなんです」という突然の告白に、共演者たちは一瞬驚きつつも受け入れ、番組は大いに盛り上がりました。
その後も、カズレーザーさんは様々な番組や媒体で自身のセクシュアリティについて触れており、「過去に女性7人、男性6人と交際した経験がある」と明かしています。
世間の反応は概ね好意的で、「明るくて潔い」「カズレーザーらしい」といった声が多く聞かれました。
ネット上でも、「嘘偽りなくオープンにしていて好感が持てる」「偏見を笑い飛ばす切り返しが上手い」といった評価が目立ちました。
カズレーザーのバイセクシャルに関する発言とエピソード

カズレーザーさんは、自身のセクシュアリティについて率直に語っています。
2016年7月放送の「有吉弘行のダレトク!?」(フジテレビ)では、「バイ(バイセクシュアル)ってどんな感覚なんですか?」という質問に対し、「幸せな感覚ですね」と笑顔で即答しました。
好みのタイプについても、「男性なら京本政樹さんや及川光博さん、女性なら天海祐希さんのようなきれいな顔立ちの人が好き」と公言しています。
また、ユニークな発言として、「夏は女性に惹かれて、冬は男性に惹かれる」というものがあります。
この発言は、2019年のバラエティ番組「VS嵐」で女優の二階堂ふみによって言及され、話題となりました。
カズレーザーさんは、このようなユーモアを交えた発言で、自身のセクシュアリティを自然に、そして前向きに表現しています。
バイセクシャルであることへのカズレーザーの姿勢

カズレーザーさんのスタンスは、一言で言えば「飾らず自然体」です。
彼はバイセクシャルであることを特別視せず、自身の個性の一部として受け入れています。
「男女は関係なく、自分を好きになってくれる人がいい」という発言からも、性別よりも相手そのものを見ている姿勢が感じられます。
また、偏見に対しても機転を利かせて対応しています。「全員が恋愛対象なの?」というツッコミに対し、「そんな軽い男じゃねぇっすよ!」と笑いで切り返すなど、ユーモアを交えながら誤解を解いています。
カズレーザーさんのこうした姿勢は、多くの人から好感を持たれる理由の一つとなっています。
実際、2020年には明治安田生命の「理想の上司」アンケート男性部門で2位に選ばれるなど、その人間的な魅力が高く評価されています。
メディアでも、カズレーザーさんのバイセクシャルはセンセーショナルなスキャンダルではなく、「個性」「話題性」として好意的に扱われる傾向があります。
彼の存在は、テレビ業界におけるLGBTQ+への理解を進める一助となっており、「お茶の間に浸透したLGBTQ+当事者像」として大きな影響力を持っています。
まとめ
カズレーザーさんのバイセクシャル公表は、彼自身のキャリアにネガティブな影響を与えるどころか、むしろポジティブに受け止められています。
彼の飾らない姿勢と率直な発言は、多くの人の偏見を和らげ、LGBTQ+への理解を深める一助となっています。
カズレーザーさんの活躍とオープンな姿勢は、日本のバラエティ界における多様性受容の象徴の一つと言えるでしょう。
今後も、彼のユニークな視点と知的な笑いが、社会にポジティブな影響を与え続けることが期待されます。
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